PRODUCT: AIによる問診チェックや評価

1. 一般問診用: 問診や診断の文字起こし・自動AI要約

問診や診断の音声認識から、SOAP(S:主観的情報、O:客観的情報、A:評価、P:治療計画)形式での自動AI要約を行うプロダクトです。様々な場面での導入に向けて日々精度向上を進めています。詳細はお尋ねください。

2. 特定疾患向けAI問診

特定の疾患向けに展開しているAI問診で、疾患ごと標準的に用いられている質問票をベースにした問診を自然な対話により実現させます。

現在は睡眠時無呼吸症候群と、メンタルヘルス(企業従業員様向け、および、高齢者向けの見守り)に展開しています。詳細はお尋ねください。

【背景】

  • 医師は限られた診察時間内に、患者の手書き問診を見て、会話し、治療を検討する。
  • 一方で、患者は事前に問診質問を書くこと自体面倒で、かつ記載漏れも発生しやすい。

【プロダクトの特徴】

  • 手軽な回答方法: スマホでの音声による対話形式で、気軽に回答可能。
  • 回答者の負担軽減: AIとの対話のため、診察前いつでもスキマ時間を活用して回答可能。
  • 医師特有のニーズに対応: 疾患ごと標準的に用いられている質問票をベースに、医師の特性を理解した対話フローやUIを設計。

事例1: 睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群で使用される質問票をベースとした音声による対話を行い、診察前の問診時間を短縮します。

事例2: メンタルヘルス

企業従業員様向けでは、ストレスチェック実施プログラムのアンケート項目をベースにした対話(音声、チャット方式いずれも可)から、ストレス度の総合判定を行います。

高齢者の見守り向けでは、音声対話からストレス評価を行い、本人には簡易サマリー、見守り者には状況を通知できるシステムを用意しています。

3. 心不全のQOL評価アプリ

榊原記念病院と共同開発した、循環器内科医療従事者および心不全患者様向けのアプリです。さらに踏み込んだ共同研究等についてなどもご相談可能ですので、気軽にお問い合わせください。

榊原記念病院とのプレスリリース: https://neuspective.com/sakakibara-hf-qol/

【概要】

  • カンザスシティ心筋症質問票(KCCQ)は、心不全患者の健康状態や生活の質(QOL)を評価するのみならず、FDAの医療機器開発ツール(MDDT)として認定されています。また、診療の費用対効果を測る医療経済的側面としても重要視されています。
  • 一方、日本のような超高齢化社会で重要とされる予後の指標は、死亡ではなくQOLと言われているものの、QOLを測るKCCQの普及は日本では進んでいません。
  • そこで、今後は、榊原記念病院からの心不全のQOL評価のための普及活動を通じ、榊原記念病院とNeuspectiveで共同開発した本アプリを用いて、全国の病院の心不全QOLスコアを把握していくことを目指します。

【アプリ】

  • 23の質問に答えていただくことで、総合スコア(OSS)、臨床スコア(CSS)を計測可能です。
  • 使用は無料、患者IDは任意の数字でお試しいただけます。また、KCCQの利用にはCV Outcomes社へのライセンス料の支払いが必要です。
  • URL:https://hf-qol.neuspective.com/